大学入学一時金

大学入学前に、50万円、70万円、100万円のいずれかの額を一括で貸与する制度です。
大学入学前年の6月下旬から募集します。(大学月額奨学金及び多子世帯向け奨学金の予約採用募集と
同時です。)

奨学金の詳細

応募資格(令和6年4月大学入学希望者の場合)

  • (1)秋田県出身者であること。
  • (2)令和6年4月に、文部科学省所管の国公立、私立の大学、短期大学(ただし、自治医科大学、産業医科大学、通信教育部、放送大学を除く。)の1年に入学予定の者。
  • (3)令和6年3月に高校等卒業予定の者、高校卒業後3年以内の者、高卒認定の場合は中学校卒業後6年以内の者であること。
  • (4)勉学意欲がありながら学資の支弁が困難と認められること。
    (父母の特別控除後の認定所得金額計が300万円以下であること。)
  • ※認定所得金額は税法上の所得とは異なります。詳しくは下欄の「認定所得金額算出表」で確認するか、当会事務局へ問い合わせてください。
    (一例)父母が給与収入のみで子どもが1人(申込者のみ)の場合、どちらか一方の収入額が888万円、もう一方の収入額が65万円の場合に、特別控除後の認定所得金額計が300万円となります。

  • (5)専修学校入学一時金と併願しないこと。

奨学金の貸与金額と人数

貸与金額 50万円、70万円、100万円のいずれか
貸与人数 合計200人

貸与時期

令和6年1月~3月
(大学合格後、所定の手続きにより一括で貸与します)

返還方法

  • (1)最短修業年限終了後、6ヶ月の据置期間があります。
  • (2)上記経過後、50万円貸与者は5年、70万円貸与者は7年、100万円貸与者は10年で返還していただきます。返還方法は半年賦のみで、一回あたりの返還額は5万円です。利息はかかりません。
    (ただし、正当な理由がなく返還期間が過ぎても返還されなかった額については年利率5%の延滞利息が課せられます。)
  • (3)貸与終了時には借用証書を作成し、連帯保証人(父母等)以外に保証人(本人及び連帯保証人と別生計)を立てていただくことになっております。

認定所得金額算出表

応募資格(5)に合致するかどうか試算できます。
募集要項の補足説明も併せてご覧ください。
金額は万円単位(原則として千円以下切り捨て)で入力してください。
(例 収入額3,000,000円→300と入力)

認定所得金額算出表(予約採用)

試算方法が分からない場合、当会へお電話にてお問い合せください。
認定所得金額算出表を使用するためには、Microsoft Office、もしくはMicrosoftExcelが必要です。

その他

内定後、専修学校専門課程(大学進学を目的とする課程及び通信制を除く)に合格し、令和6年4月に入学予定の場合は、30万円の貸与を受けることができます。

選考基準

選考基準はこちらをご覧ください。

申し込み

お申し込み方法はこちらをご覧ください。
募集要項等の申込書様式はこちらからダウンロードできます。
※6月上旬に新年度の募集要項を掲載する予定です。
※内容は変更となる場合があります。

Q&A

1. 申込書に記載する同一生計の家族とは具体的にどのような人を指しますか。
生計を共にする家族で、基本は同居家族です。別居していても経済的に面倒を見ている方は、同一生計とみなします(アパートの学生、施設の祖父母等)。
2. 年収500万円ですが、申し込みは可能ですか。
収入金額や所得金額のみでは、応募資格の有無を判断することができません。「控除後の所得」について、募集要項の補足説明でご確認ください。
また、認定所得金額算出表で試算することができます。
3. 先月リストラに遭い収入が大幅に減りましたが、選考において考慮してもらえますか。
あくまでも前年の所得のみで計算します。
急な家計の変化には対応できませんが、日本学生支援機構の緊急採用など他の奨学金制度もございますので、そちらをご利用ください。
4. 医療費控除の証明として、病院の領収書を提出してもよいですか。
確定申告の申告額が医療費控除の額となりますので、領収書を受け付けることはできません。
5. 成績の証明として、何を提出すればよいですか。
  • 現在高校在学中の方…募集要項添付の「評定書」を高校に提出し、記入を依頼してください。
  • 高校を卒業した方…高等学校に「調査書」の発行を依頼してください。
  • 高卒認定の方…文部科学省発行の「合格成績証明書」を提出してください。高校在学中に取得した単位がある方は、高等学校の「成績証明書」も合わせてご提出ください。
6. 進学先を変更した場合や不合格等で入学しなかった場合は、貸与はどのようになりますか。
申請時と異なる大学に入学した場合は、奨学金の貸与は受けられます。
専修学校専門課程(当会の専修学校入学一時金の対象となる学校)に合格し、貸与を希望する場合は、手続きにより30万円の貸与を受けることができます。
ただし、翌年4月に大学または専修学校に入学しない場合は、奨学金を受けることができません。
不合格の場合は翌年度以降に再びお申し込みください。
また、入学一時金を貸与された後に大学または専修学校に入学しなかった場合、貸与した一時金は一括で返還していただきますのでご注意ください。
7. 返還はどのように行いますか。
卒業から6ヶ月経過後、年に2回返還していただきます。
1回の返還額は5万円です。
原則として、貸与した口座からの振替とします。
貸与後に借用証書を作成していただきますが、その際には貸与決定時からの連帯保証人の他に保証人を立て、印鑑登録証明書等を添付していただきます。